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土地の専門家に土地家屋調査士がいます。
この土地家屋調査士は主に土地の境界線を調査・確認してそれを登記などの書類に記載、まとめるのが仕事です。
実は、隣人同士でトラブルになりやすいのは土地の境界線です。
どこまでが境界線かわからずにトラブルになり殺人事件にまで発展したケースもあります。
また、裁判所に訴えてもなかなか決着がつかないこともあり、最終的な判決まで10年以上かかった例もあるほどです。
ここで勘のいい人は気が付いたかもしれませんが、普通建物は登記がしてあるはずです。
その登記は登記所へ行けば見ることはできるはずなのになぜわざわざ専門家が境界線を調べるのでしょうか。
実は登記上に登記されている古くからある土地はいい加減なものが多く、1メートル以上も実際とずれていることがザラにあるのです。
そこで専門家である土地家屋調査士が登場します。

土地家屋調査士は国家試験を合格した人でないとなることができません。
競争倍率は高く合格率も毎年1桁です。
ですが、その分くいっぱくれもなく、弁護士のように急激に人数が増えてパイの奪い合いになるということもあまりないようです。
この土地家屋調査士に類似の仕事をしているのが司法書士です。
司法書士は登記の専門家ですが、類似する点は国家試験が難しいこと以外にも、登記をするのが仕事という点で類似になります。
この両者の違いは、土地家屋調査士は登記と言っても表示の登記をするだけで、権利の登記については司法書士がします。
つまり、登記をする場面が違うのです。
また、土地の遺産相続で、登記は司法書士がしますが、分割するときに境界線が不明の場合は家屋調査士が調べます。